消防視察


総選挙あり、台風ありと日本中が慌ただしかった先週でした。
今般の台風被害に遭われた方に衷心よりお見舞い申し上げますとともに、早々に傷が癒えますようご祈念申し上げます。


さて、そんな慌ただしい一週間でしたが、みよし広域連合議会では近畿地方で二箇所の消防行政視察を行ってまいりました。

一箇所目は奈良県広域消防組合。

奈良市及び生駒市を除く奈良県全域の消防事務を共同で行っている消防組合(一部事務組合)です。

こちらでは消防本部を集約することで、本部人員の削減を行い、その減少した要員数を現場要員とすることなど、広域化のメリットを最大限に発揮し、効率的な消防事務を行っているとの感想を持ちました。

説明を受けた後の装備視察においては、特別救助用の装備や高度救助における装備など、広域化による装備品の充実なども観ることができました。

二箇所目は兵庫県の北はりま消防組合。

こちらは加西市、加東市、西脇市、多可町、の3市1町による消防組合であり、やはり奈良県広域消防組合と同様に、広域化のデメリットを可能な限り抑えながら、そのメリットを最大限に延ばしていこうとする姿勢が見受けられました。

また、北はりま消防組合では、体制や備品等の更新などの財政面など、あるいは人口推計など将来を見込んだ事務運営計画をされておられるように感じました。


現在、総務省主導のもと、消防事務の広域化が全国で進められています。

みよし広域連合では1市1町の協同による消防事務を行っていますが、やはり広域で消防事務を行うことのメリットを延ばしすこと、またその運営計画においては、今後の人口推計なども含めた中長期的な計画を立てていかなければならないと感じました。

0コメント

  • 1000 / 1000